イタリアへ行きたい


お知らせ・・更新情報

ブログ「おいしくいただきます」更新しました!(2024年5月2日)

 

今後、マルコの娘ジュリエッタがホームページの更新を引き継いでいきます。ぜひご一読くださいネ。


イタリア映画祭2023:開設しました

豆知識 歴史・・「リソルジメント」完成しました。

        「ファシズムの軌跡」で20世紀の歴史をたどります

    食文化・・各州の名物料理を紹介してます   パンの紹介ページ追加しました

    絵画・・ルネサンスの始まりです!!

                音楽・・オペラ紹介充実しました! ヴェルディとプッチーニは特別扱いです(笑)


イタリア紹介


・地図をひとめ見るだけで風光明媚さが漂ってきますね。国土は  山がちで海に囲まれている

 どこかの国そっくりです。人口1億2千万の国と比べると人口約6千万で半分くらい、面積

 は少し小さめです。

・北にアルプス山脈をいただき、アペニン山脈が半島を貫いています。この2つの山脈の間に

 ポー川が流れポー平原が広がっています。まさにイタリア最大の農業地帯!!これは過去

 のはなし、今は最大の工業地帯になってます。

・長くつを取り巻く海が地中海で、靴はアドリア海とティレニア海という海域に挟まれてい

 て、海あり山ありという感じです。

・北はアルプス山脈から南はアフリカ大陸に近いシチリア島まで 変化に富んだ地形と風土

 はこの国の地方文化の多様性に繋がります。

・「永遠の都ローマ」「花の都フィレンツェ」「水の都ヴェネツィア」「カンツォーネの都

 ナポリ」「モザイクの都ラヴェンナ」「~の~」はまだまだ続きます。町ごとの特色が

 明確で、サッカーチーム(セリアA・B)の存在(日本の高校野球に似ている)が地域ナショナリ

    ズムを盛り上げています。

 

                                  

    


歴史的都市の街並みは様々な時代の要素が重なって味わい深い雰囲気を生み出しています。ゆっくり時間をかけて形成されてきた都市です。鉄、

 ガラス、コンクリート,で囲まれた均質な現代の都市とどんなに違うことでしょう!!

 

・遠い昔、ローマ帝国の拠点でしたが、滅亡後は千数百年間、一つの国になることはなく、それぞれ独立した国々の集まりでした。

   こら国々が旺盛な経済活動、戦争、同盟を繰り返すなかで、カトリック教会・人文主義・ルネサンスの発祥地としてヨーロッパ文化に

    大きな貢献をしてきました。

・受け継がれた文明の名残りは、世界で最も重要な芸術(ユネスコ世界遺産登録数 世界一)となっています。

・19世紀後半には統一運動によって1つの国にはなりましたが、20世紀にはいると長いファシズム独裁が続きました。戦争末期には内戦

 のような悲劇を経験しました。

家族の重要性は今日でも人間関係において決定的な役割を演じ続けています。

これらの遺産を守り、地域の多様性を尊重しながら、国としての統合を図る、年間17~18万人にも及ぶ移民け入れ、などイタリア国民

 と政府の試練は続いています。

  • タイトル「イタリアへ行きたい」の背景となっている都市はどこでしょう?州・都市のコーナーをサーフィンして探して下さい。旅行気分が味わえること、請け合います。

イタリアを訪れた古(いにしえ)の文化人たちは、それぞれの作品の中で、イタリアへの憧憬、賛美を綴りました。かれらの出身国や訪問時の世相の違いによって赴きも異なります。訪問地は主に北イタリア~ナポリ、ポンペイ辺りまでですが(ゲーテだけはシチリアまで訪れました)、彼らの見聞も折にふれて紹介していきます。

ゲーテ:ドイツ 詩人・劇作家・小説家   1786-88『イタリア紀行』            アーサー・ヤング :イギリス 農学者 農業経済学者     1789 『イタリア紀行』     スタンダール:フランス 小説家   1811『イタリア日記』     1827『ローマ散歩Ⅰ・Ⅱ』

アンデルセン:デンマーク 童話作家 1833-34 『即興詩人』                  マーク・トウェイン:アメリカ 小説家  1867『地中海遊覧記』

和辻哲郎:哲学者・文化史家 1927年 『イタリア古寺巡礼』                     野上弥生子:小説家 1938年 『欧米の旅』


ユーロ硬貨⇒イタリア文化の縮図

 

イタリア人の財布の中には文化遺産が常に収まっています。貨幣単位がリラからユーロに変身して20年経ちました。ヨーロッパ共通貨幣としてEU加盟国のコインは夫々、個性がありますがイタリアの貨幣が群を抜いて個性的。裏面はEU諸国共通のデザインですが表面は八種の硬貨すべてデザインが異なっていて、どれもが自国の文化遺産に関わっています。古代から近代まで、北イタリアから南イタリア、プーリア州まで時間的・空間的にすべてがカバーされています。日常生活のなかで、自分たちのアイデンティティーの象徴たちを絶えず手に触れ、敬意を払い愛着を感じているのです。


イタリアには20の州があります

州・県・都市(コムーネ)が行政単位です。長靴のかかと部分がプーリア州、つま先部分がカラブリア州、土踏まず部分がバジリカータ州、これら3州の南がイオニア海です。つま先の対岸にあるのが地中海最大の島シチリア、その北にあるのが2

番目に大きいサルデーニャ島です。何度訪れても常に新しい発見がある国イタリア、タイトルが~旅日記、~紀行、ではなく「行きたい」となっているのはその想いのあらわれ!訪れた州や都市・町をあらためて様々な角度から見つめ直していきます。イタリアファンの皆様、一緒に更なるイタリア探求していきましょう。

イタリア児童文学の古典といえば『ピノッキオの冒険』が思い浮かびますがデ・アミーチスの『クオーレ』1886年もよく読まれています。1年間の学校生活を少年たちの日記スタイルで綴った作品です。10歳の少年マルコの「母を訪ねて三千里」は単独で刊行・アニメ化されています。読む人が子供でも大人でもマルコに声援を送り、そのひたむきさに涙してしまいます。常に真心を伝えるマルコ、そのせいか、彼の周りには善良な人たちが集まる。目的のためにひた走る健気な少年、愛おしい少年マルコをペンネームにします。

 

 最 後 の 晩 餐

このポスターはヴェネト州ヴィチェンツァにあるレストランの入口にありました。私マルコが2013年に訪れた時点ですが「自分はキリスト」と宣ったメディア王ベルルスコーニ氏とその取り巻き?の方々がどのように配置されているか興味津々!

弁護士でナポリ市長のアントニオ・イングロイア氏がユダの位置にいるのはなぜ? ベルルスコーニ元首相の与党中道連合の指導者ピエール・フェルディナンド・カッシーニ氏がペテロの位置にいるのは何とか理解できます。レストランオーナーの政治志向も伺えて楽しい。異なる立場の方が見たらかなり深刻な事態になるかも。ジョーク、ジョーク:イタリア旅行の楽しみは意外なところにころがっています。 


 このアリタリア航空国内線でローマ空港からバーリ空港まで行き、バーリから列車でタイトル「イタリアへ行きたい」の背景にある場所まで行きました。ここはどこでしょう? アリタリアにもう乗れなくなってしまいましたね、ほんとに悲しい。アバウトかつフレンドリーな乗務員の方々が懐かしくなります。

アリタリア航空の最期のフライトは2021年10月14日。74年間、イタリアのシンボルでした。ハブ空港はレオナルド・ダ・ヴィンチ(ローマ)空港(ローマ郊外にあるので、その地名からフィウミチーノ空港とも呼ばれる)で、世界100都市に路線がありました。世界の航空会社の中でエコノミークラスベスト10(格付け会社の評価)には一度も入ったことがないし、クレームが後を絶たない、イタリア国民にも好感持たれていない航空会社だったことはよく分かっていますが、私マルコは大好きでした。成田で搭乗すると、もうそこはイタリア、12時間の飛行機の旅も短く感じました。手荷物紛失2回あったけどその都度、心のこもった対応をしてもらい、却ってファンになりました。「アリ」翼と「イタリア」を合わせたネーミングにも愛着ありました。引き継いだのが国営エアラインのITAエアウェイズ。2021年10月15日発フライト、これからお世話になります。



マルコ一つ聞いてもいい?


「世界には190も国があって、自然、歴史、文化遺産が豊富で旅人が集まる国は沢山あるのに、なぜ君はイタリアだけ? イタリア偏愛  ! ! 

「好きなこと、関心を持ち続けることは人それぞれ。僕にとっては、それが外国(イタリア)だった、ということで。歴史コーナー

 ソフィア教授とのやりとりの中で、その理由を少しずつ明らかにしていきます。」

「ひとことでは言えないって? 後で、そのページに行ってみましょう。ところで、この時期に、ホームページ作りに埋没しちゃってる

 のはどうして?

「世界的パンデミック発生、海外行けませんね。この際、今後の旅行準備とモチベーションの維持も兼ねてHPを作ろう、僕と同じような  

 思いの人、イタリアに関心持ってる人にも見てもらえそうなHPをめざそう、って思い立ったったの。」

    ※ マルコとソフィア教授は豆知識の建築コーナーで会話します。


あなたの好きなイタリア料理は?


イタリア料理は場所・季節・創作料理によって、様々な姿・形をとります。スローフードの流れとともに地元の食材を活かした創作料理も続々と生まれては消え、という具合、でも私マルコがいつも食べたいイタリア料理、不動の1位はスパゲッティ・ペペロンチーニ(アッリオ&オッリオ)です。このホームページを見て下さってるあなたにだけ、長期滞在させていただいた、ご家庭マンマの調理手順を特別公開!(^^)!


切手に見る泉とお城と別荘と名画の中の女性たち


イタリアには全国のモニュメントをモチーフにした切手、世界遺産や名画・人物・記念切手があります。切手屋さんも探せばありますがタバッキにも通常切手以外の記念切手を置いているところがあります。トリノ:ポルタ・スーザ駅近くにも小さな切手屋さんがあるので一度覗いてみて下さい。切手に描かれた城塞・別荘を制覇しようと廻ってみえる方、あなたは偉い!苦労談をお聞かせ下さい。名画の中の女性たちには会えないけどね!!  私マルコは切手収集だけで満足、旅行気分が味わえます。