ナポレオン

ナンニ・モレッティ



ネロ 34-68 (位54-68)

ローマ皇帝 母アグリッピーナが先帝クラウディウスを毒殺 16歳で帝位につく 新妻ポッパエアに促され自分のために生涯を捧げた母親を幽閉、暗殺。最初の5年は哲学者セネカの後見で善政を行ったが次第に言う事を聞かなくなる。皇妃ポッパエアの専横、前皇妃オクタヴィア殺害。64年大火がローマを襲うと真犯人をキリスト教徒に決め、虐殺。皇妃ポッパエアが流産で死ぬと少年スポルスと結婚。かつての師セネカに死刑を申し渡す。政治から引退して著述に励んでいたセネカは毒人参を飲んで血管を開いて自死。この後、ようやく元老院が立ち上がり新皇帝としてスペイン総督ガルバを推薦した。追い詰められたネロは自害しようと毒薬、投身試みるも失敗、秘書官に喉を突いてもらって、漸く死ぬことができた。

ネルウァ 35-98 (位96-98)

ーマ皇帝 五賢帝最初の人 ドミティアヌスが暗殺されると温和で家柄がよかったため元老院に推されて高齢ながら就任した。彼は前代までの皇帝による恐怖政治を改めて元老院との協調を図り、土地分配や救貧制度を確立し、水道の整備などに成果をあげ、キリスト教徒にも寛大であった。しかし、軍事の経験がなく子がいなかったため、トラヤヌスを養子にして後継者に指名し、有能な人物をあらかじめ後継者に選ぶ先例を開き、五賢帝時代の幕開けとなった。