ヴェネツィアから30分の隣町、でも、雰囲気は正反対の落ち着いた街という印象です。パドヴァと言えば、1.サン・アントニオの町 2.大学の町 3.ジョットの町、と言われるけど、私にとってはやっぱり1番ですね。だって大聖堂の威容はとんでもない迫力!!フランチェスコのお弟子さんだった聖アントニオが、民衆から慕われながら営んでいた小さな修道院から始まったなんて信じることができません。13世紀に建築されてから何世紀にもわたって増築され続けました。ヴェネツィア共和国の傭兵隊長ガッタメラータ(「すばしこく抜け目ない」)の騎馬像(1453 ドナテッロの傑作)も迫力満点です。 2番については、街を歩いていると雰囲気を感じます。ボローニャ学生組合の抗争から逃げてきた教授・学生によって誕生1222年し、ガリレオやダンテが教授する名門校に発展。現代では13学部の総合学科で人口20数万中、学生数は6万以上!! 最高レベルの大学として医学・分子生物学がとくに有名。 3番については、14世紀ジョットのフレスコ画が最も保存状態がよく、スクロヴェーニ礼拝堂では四方の壁画38区画がフレスコ画でびっしり、マリア出生前の物語は右の最上段から始まります。一人ひとりが劇的に描かれています、時間にゆとりを持ってゆっくり鑑賞したいですね。

市バスも黄色一色ではなく白を加えた配色も、この町を静かな落ち着いた町にしている要因かもしれません。大学の優秀な卒業生がヴェネツィアの指導者になっている点がパドヴァ人の誇りです。


傭兵隊長ガッタメラータ


ヴェネツィアの傭兵隊長がなぜパドヴァにいるのか。


スクロヴェーニ礼拝堂