古くからワイン生産で知られるモンフェッラート地方の中心都市、町の歴史は古く、古代ローマ以前にさかのぼります。リグーリア人(古イタリア人)が町を起こし、アスティとは彼らの言葉で「丘」という。古代ローマ時代以来、交通の要所となり、10世紀には司教が納める自治都市になりました。ローマへ至る巡礼路にあたっていたため商業街道として発展、12-3世紀にはトリノを凌ぐにぎわいだったとか・・

一般的に、この町の名から連想するものは2つ。パリオとワイン。13世紀から続いている競馬祭りがパリオです。観光パンフによれば地区ごとの紋章の入った旗が市内を覆い、近郊の街から20を超える地域が参加、毎年9月な第三日曜日に開催される町を挙げての一大エベント。前日の予行は中世を再現した行列で盛り上がる。トリノから列車で30分、私マルコはパリオというとシエナしか知りませんでした、今度はトリノに宿をとって是非訪れよう(^^♪

「アスティ」の名がワインそのもの。甘口スパークリングワインでアルコール度8%で飲みやすく世界各地で愛されています 格付けは最高峰DOCG(原産地呼称)に認定され、初代イタリア国王トリオ・エマヌエーレⅡも愛飲していたとか・・試飲しながらワイナリーを巡るツアーもあります。しかし私マルコの目的は、歴史を感じさせてもらえる街歩き。アスティは「塔の街」、トスカーナ州サン・ジミニャーノが西の横綱とすればアスティは東の横綱だ、と聞いていたから・・驚きました、中央駅から少し歩くだけで中世建造の雰囲気のいい塔と出会えました。他の都市と同じく、かつて自治都市として栄えた時代、商人たちが財力を競い合った証しです。盛時は塔の数が120以上ありました。現在まで残っている塔はいずれも保存状態がよく、風格ある塔たちに魅せられます。ワインやパリオがなくても訪れたい町です。