街中を流れる川はアディジェ川、ドロミテの山なみが近くに迫っています。

トレントから列車でおよそ50分で到着、駅構内からドイツ語併記が当たり前で、ここはイタリア?と目を疑うほどです。第二次世界大戦前ヒトラーはムッソリーニとの関係を考慮してドイツ系住民が圧倒的に多いにも関わらずドイツ生存圏から南ティロルを除外した、この後、ムッソリーニはイタリア化を急ぎ、多くのドイツ系住民は北に移住するかドイツ語を捨てるかを迫られたのです。戦後の火種のもとが作られました。商店街に据えられたメルヘンチックな人物像などアルプス以北のムードが漂います。ロープウェイで登った先でレノン鉄道に乗換え、「ピラミデ・ディ・テッラ」という驚きの地形を訪れる予定が冬季閉鎖で残念、マルコは春か夏に再訪しようと誓いました。2026冬の五輪会場はこの辺りでしょう。