ローマ時代 軍港 海運業として発展

 商業活動の発展と人口増大で自治都市コムーネになったのが12世紀。 コムーネ間の対立、武力衝突が繰り返されました。

13世紀にはヴェネツィア・ジェノヴァ・ミラノ・フィレンツェの四大勢力が勝ち残りました。

イタリア半島の付け根に位置する東のヴェネツィア、西のジェノヴァはともに海洋国家として繁栄します。

15世紀に入るとジェノヴァの衰退が始まります。スペインに依存していた金融業がスペインの没落とともに立ち行かなくなり、18世紀には唯一残ったコルシカ島がフランス領になりました。 

イタリア全土の注目がジェノヴァに集まったのは、19世紀、1860年5月6日

統一運動のリーダー、ガリバルディがここから赤シャツ隊を率いてシチリア遠征に船出したのです。